#author("2025-03-04T07:10:50+00:00","default:osana","osana") #author("2025-03-31T09:38:20+00:00","default:osana","osana") * ダウンロード [#s850214f] ** ソースコード [#z9e3edd1] GitHub リポジトリは https://github.com/debugordie/zFIFO です。 ** Out-of-the-box デモ [#vcae3ade] DMA loopback のサンプルの回路と、ドライバおよびテストプログラムが入っています。 | | ZYBO Z7-20 | Eclypse Z7 | Ultra96 v2 | |Boot partition | [[2024.1>archive:boot-zyboz7.zip]] | [[2024.1>archive:boot-eclypse.zip]] | [[2024.1>archive:boot-u96v2.zip ]] | |Root ext4 FS |>| [[Ubuntu 24 armhf>archive:rootfs-ubuntu24-arm32.tar.gz]] | [[Ubuntu 24 arm64>archive:rootfs-ubuntu24-arm64.tar.gz]] | | | ZYBO Z7-20 | Eclypse Z7 | Ultra96 v2 | ZCU104 | |Boot partition | [[2024.1>archive:boot-zyboz7.zip]] | [[2024.1>archive:boot-eclypse.zip]] | [[2024.1>archive:boot-u96v2.zip ]] | [[2024.1>archive:boot-zcu104.zip ]] | |Root ext4 FS |>| [[Ubuntu 24 armhf>archive:rootfs-ubuntu24-arm32.tar.gz]] |>| [[Ubuntu 24 arm64>archive:rootfs-ubuntu24-arm64.tar.gz]] | Micro SD カードの第1パーティションは FAT32 (vfat) でフォーマットし、Boot partition の zip ファイルの内容を展開してください。第2パーティションが Linux の root filesystem になりますので、こちらを ext4 でフォーマットし、Root ext4 FS の tar.xz の内容を展開します。Micro SD カードからボードを起動したら、シリアルコンソールから - ユーザ名: zynq - パスワード: zynq でログインできます。ZYBO では有線の Ethernet を、Ultra96 では RTL8152 ベースの USB Ethernet アダプタが利用できます (無線はちょっと大変そうなので手をつけていません。) デモの走らせ方については [[Getting Started]] をご覧ください。 ** ドライバのビルド [#mba235f8] 基本的には上記のデモ用のバイナリを使って、PLのビットストリームだけご自身で作っていただく使い方が一般的かと思います。ダウンロードのリストに挙がっていないボードをお使いの場合でも、boot.bin やデバイスツリーを差し替えれば Linux カーネルや root filesystem はそのまま使うことができると思います。 ただし、自前で用意した Linux カーネルを使う場合には、ドライバもビルドしていただく必要があります。手順は [[How to Build]] をご覧ください。 ** デモ環境でネットワークを使う [#ne7aa557] Ubuntu 24 では dhclient がなくなりました (たぶん) が、 ip link でインタフェイスの名前を確認したあと、 sudo dhcpcd eth0 とか、USB Ethernet なら sudo dhcpcd enx112233445566 のようにすると DHCP が拾えます。/etc/netplan/ の下に yaml を書くこともできます。 ネットワークにつながれば apt でいろいろなものをインストールすることができます。 // ------------------------------------------------------------------------------------------- // * Ubuntu 環境の整備 [#d8442d4c] //** WiFi/有線LAN を使えるようにする [#v17a421d] // //2020.6.2 以降に配布されているファイルを利用して MicroSD カードをセットアップした場合、Ultra96 v1 および v2 で WiFi が利用可能です。WiFi のセキュリティが WPA/WPA2 パーソナル (PSK) で、DHCP が利用できる場合は、 // //- /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf に SSID と WPA2 のキーを記入する //- /etc/network/interfaces の auto wlan0 と iface wlan0 ... のコメントアウトを外す // //の2点だけの変更で済む、と思います (起動時にWiFiがassociateするまで数十秒かかる場合があります。) // //有線 LAN の場合、ZYBO ではオンボードの Ethernet ポート、Ultra96 では Planex などから発売されている、RTL8152 ベースの USB Ethernet が使用できます。/etc/network/interfaces にインタフェイス名などを書いてやれば OKです。 // //** アプリケーション環境を整える [#n2bee33e] // //上記のようにネットワークがつながれば、apt-get でアプリケーションをインストールすることができます。openssh-server などを入れることも可能です。 // //ただし、ZYBO の VGA/HDMI インタフェイスや、Ultra96 の DisplayPortインタフェイスは (ビデオにメモリの帯域幅を取られるのは不本意だ、という考えのもと) サポートしていません。ご了承ください。 // //* おまけ: Vitis platform [#y2862b9c] // //Ultra96(v2) 用の rootfs には xocl や XRT が入っていますので、これをもとに Vitis Platform を作ることができます。 //- ダウンロードはこちら: [[Ultra96V2 Vitis Platform>archive:u96v2_pfm.tar.xz]] //-- 適当なディレクトリに展開して、Vitis のプロジェクトを作るときに custom platform として選択することで Ultra96v2 用のデザインをすることができます //-- Vector addition などのサンプルはもちろんそのまま動きますし、rootfs は Ubuntu なので、各種のライブラリをリンクする可能性も広がります //- Vitisで生成されたバイナリをそのまま Ubuntu の上で動かすことができますが、その際には Vitis に対応した回路が PL にロードされている必要があります。 //-- デフォルトでは /boot/pl.bit には zFIFO 用の AXI DMA loopback の回路が入っています (/boot/pl-zfifo.bit と同じです。) //-- /boot/pl-vitis.pl を /boot/pl.bit にコピーして Linux を起動すると、zocl ドライバや XRT が PL を認識できるようになります。