#author("2023-10-13T17:59:16+00:00","default:osana","osana") #author("2023-11-02T16:37:46+00:00","default:osana","osana") * Kyokko について [#kf3c7b86] Kyokko は FPGA 向けの高速シリアル通信コントローラです。Xilinx Aurora 64B/66B IP コアと互換性があり、Xilinx と Intel のどちらの FPGA でも動作します。 Kyokko という名前は、日本語で Aurora (= polar light) を意味する「極光」が由来となっています。 ** 主な機能 [#wb58b6b7] Kyokko は Aurora 64B/66B プロトコルの基本的な機能をサポートしています。 - フロー制御: NFC (Native Flow Control) と UFC (User Flow Control) の2種類をサポートしています - チャネルボンディング: 任意の数のレーンのボンディングが可能です。 - ほとんどの FPGA で 10 Gbps 以上のデータレートを実現します。Xilinx UltraScale+ FPGA では最大 25 Gbps での通信が可能です。 - 機能についての詳細は [[Features]] をご覧ください。 ** インタフェイス [#v75b66bd] Kyokko のインタフェイスは AXI4-Stream になっており、Aurora と同じように使うことができます。 ** サポートされているボード/デバイス [#o35af6f9] - Xilinx -- Kintex Ultrascale (KCU1500, Avnet KU040 DB) -- Virtex Ultrascale+ (Alveo U50, U55, U200) - Intel -- Cyclone 10 GX (Intel Cyclone 10 GX Development Board) -- Arria 10 GX (Gidel HawkEye) -- Stratix 10 L-tile (DE10-Pro Rev. B) * リポジトリ [#h1992ccf] Kyokko は Subversion (SVN) を用いて管理されています。リポジトリは https://lut.eee.u-ryukyu.ac.jp/svn/kyokko/ です。 * 基本的な使い方 [#t6dd63a7] - リポジトリからソースコードをチェックアウト - 使用するデバイスの top ファイルでご自身のアプリケーションと接続 - 使用したいプロジェクト内で setup.tcl を実行し、各種 IP コアをセットアップ 詳しい使い方は[[How to Use]]をご覧ください。 詳しい使い方は[[Start Guide]]をご覧ください。 * 参考 [#x2adba8f] - Akinobu Tomori and Yasunori Osana: "Kyokko: a vendor independent high speed serial communication controller.'' Proc. of the 2021 International Symposium on Highly Efficient Accelerators and Reconfigurable Technologies (HEART), Jun. 2021.